2018/04/10
先日3月17日(土)の健康講座は、長島英一院長から「いびきは体の危険信号」と題して睡眠時無呼吸症候群についてのお話でした。いびきのメカニズムや原因、検査や治療法などについて分かりやすく解説していただきました。
睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
Sleep Apnea Syndrome の頭文字をとって、「SAS (サス) 」とも言われます。医学的には、10秒以上の気流停止(軌道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とし、無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、若しくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸です。SAS潜在患者は人口の1~2%といわれ、放っておくと高血圧や心臓循環障害、脳循環障害などに陥るといわれております。しかし、治療法も確立されておりますので適切に検査、治療を行えば決して恐い病気ではありません。
家族に寝ている時のいびきや無呼吸を指摘されている方は、ぜひ当クリニックにご相談ください。睡眠時無呼吸症候群の検査は予約制となっています。
今回も神栖シルバーリハビリ体操指導士会よりボランティアでいらして頂いた方々と一緒にシルバーリハビリ体操をしました。ひとりでやるより、みんなでやるほうが楽しいですね!
まっすぐ伸ばして1…2…3…4…5秒
背中が伸びることを意識しましょう
講演後には先着順でご希望の検査を行いました。
(体内水分量測定の様子)